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桜の花

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夫と二人で桜の花を見ながら散歩した。
この半月の間の忙しさといったら、人間らしさを失うかと思う日々だった。

「泉の森」という小さな森が近くにあったのを思い出し、喧騒を避けての
お花見をしに歩いた。
うっそうとした林の中には木漏れ日が差し込み春の訪れを感じる事が出来る。
例えば大きな木に絡みつく蔦の新芽達・・・・

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全ての木々に生命の息吹を感じながら、指先に触れる彼の温もりに安心する。
この人は、泣いたり怒ったり、笑ったりと目まぐるしく生きている私を
いつも穏やかに受け入れている。
こうして静かな気持ちで森の中を歩いていると、この人は土の様な人だと感じたりするのだった。

森の木陰には木製のデッキチェアーがあって寝そべって本を読む人もいた。
今度、来る時はキンと冷やした白ワインとナッツとチーズを持ってここで
本を読んだり昼寝をしようと決める。


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そして更に森の奥に行くと「森の原っぱ」があって1本の桜の木があった。
日溜りの桜の下には先客がいらしたので遠慮したけれど、来年の桜の花
の頃にはこの場所でお弁当を広げようと二人で約束する。


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桜にも色々な種類があるけれど低木でやや色の濃いこの桜も美しかった。


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桜の花

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今年も桜の季節がやって来た・・・・
けれども、花が開くほんの少し前に友が死んだ・・・・。
八ヶ岳で遭難、凍死だった。
木馬館のアルバムを開くとどの頁にも彼はニコニコと笑ってそこに居る。
酒が大好きで、酔うと鼻の頭を真っ赤にしてろれつの回らぬ舌で「それでいいじゃん・・・」と言うのが口癖だった。
温厚で柔和で意思の固い男だった。
棺の中の彼の顔は凍傷で、鼻の頭は黒く変色していた・・・・・
酒を飲んで陽気に笑う君の顔ではなかった。

彼の骨を拾い、最後まで見送った。
桜の花は何事も無かったかの様に開花して、小鳥達が囀る。

そして私達は2回目の結婚記念日を迎えた。














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プロフィール

mako

Author:mako
その昔、木馬館というCafeをやっていました。

天然石ビーズのお店でジュエリースクール講師を務めてからその後独立。日夜「大人の女性の為のアクセサリー作り」を考えて暮らしてます。
家族は宇宙人の哲爺。

「ねむの木のテラスから」こちらはアクセサリー発信のお教室ブログです。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。

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