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[それでも僕はやっていない]

…というユースケ・サンタマリア主演の[冤罪]がテーマの映画があったが私はそれを観てはいない。
観てはいないが我が息子がそうなったのだ。

一昨年の暮れに別れた夫からいきなり電話があった。[アイツ留置されたよ]

昔住んでいた目黒の仲間達との忘年会に行ってその[事件]は起きた。

酔った友達がすれ違い様に体がぶつかったのどうのと相手のグループと揉めてケンカになったらしい。
先に手を出したのは息子の友達。
少し先を他の友達と歩いていた息子は振り返って急いで止めに入ったと言う。

[止めに入った]だけで手を出してはいないと証言もあったが、相手が怪我をしたので息子は仲間共々[逮捕]されてしまった。

息子と一緒に先を歩いていた友達は面倒な事に巻き込まれたくなくてその場を去った。
正義感が災いしてここが人生の分かれ道となる。

お正月に息子が我が家に来るのを楽しみに3日かけて豚の角煮を煮込んでいた私は、うろたえた。

その正月は面会さえも出来ずに心配な三が日を過ごす。
4日になって警察も正月休みが明けてようやく目黒の某警察署まで別れた夫や息子の彼女と面会に行った。

息子は支給されたトレーナーを着て面会窓口に来た。名前で呼ばれる事はなく、[目黒〇番]と番号で呼ばれるらしい。(目黒50番という有名肉まん店みたいな称号だ)
ドラマで見る穴が無数に開いた硝子越しに不精ひげの息子を見る。
息子は申し訳なさそうに彼女だけを見つめ、彼女は張り詰めた思いが一気に揺るんで泣いた。
(おい!母ちゃんも泣きたいんだけど…)だ。
ようやく私に気付いた息子はギョッと驚く。(バカ〓)昔からこの息子には振り回されてきた。
第一、要領が悪い …
いずれ[バカ息子シリーズ]を掲載したい。

こういう事件では仲間達は全員が最寄りの警察署に分散されるらしく息子は孤独と社会との閉塞感に限界を訴えていた。何より[冤罪]に対する耐えきれない怒りが鬱積していた。
しかしだ…息子よ。
止めたとしても指一本触れただけでも手を出した仲間と同じ罪になるらしい。

相手は日本人ではなかった上に怪我の程度は打撲でも治療費に示談金、弁護士費用などなど大変な事態に発展したらしい。

救われたのはシャバに出るまでの約一ヶ月間を職場が待っていてくれた事。

そして…健気な彼女もずっと待ち続けてくれた。

見て見ぬ振りが得策なのか巻き添えの友情が大事なのか…
残念ながら私には答えが見つからない。
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随臣

20090120095153
20090120095150
ショッピングモールを娘と歩いていたら色々なお雛様が飾ってあった。
すると娘が[あ…パパ?]
私も思わず[ゲッ…]
眉毛の印象は違うけどさすがに驚いた。
別れた夫が五段飾りの中にかしこまっていた。
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プロフィール

mako

Author:mako
その昔、木馬館というCafeをやっていました。

天然石ビーズのお店でジュエリースクール講師を務めてからその後独立。日夜「大人の女性の為のアクセサリー作り」を考えて暮らしてます。
家族は宇宙人の哲爺。

「ねむの木のテラスから」こちらはアクセサリー発信のお教室ブログです。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。

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