スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

復活シリーズ

[二度と同じデザインはやらない]と決めていた。

しかしお客様のNさんに言われたのは[例え石を変えただけの色違いでもわあ!…って思います。新しい方々にとっては前のレッスンの作品も作りたいはずですよ]
またまた胸に染み入るお言葉。

そう言えば…皆さんが着けて下さる2年前のデザインを最近通われる様になった方々は[それを作りたい!!]と望んで下さっていた。
当時のデザインも今の自分ならもう少し間の取り方などをアレンジするだろう。
多摩センター店で今回のレッスンに出したグリーンゼブラジャスパーのネックレスもかなりアレンジしてのデザインだ。

ニュアンスを残して今の時代に沿ったパーツ使い。

今でもリクエストを受けるのはグレーを帯びたピンクトルマリンの[木の実のネックレス]
よし!春夏の多摩で復活しよう。

…と動き出した所、当時のシルバーカッパーチェーンは製造中止。
仕入れさんが頑張って取り寄せたピンクトルマリンは色褪せたイメージのただの灰色の連材。
ひゃあ!サンプルまで違うチェーンで作り直したのに?
スポンサーサイト

[山にこもりたい]

これはスクールにいらっしゃるBさんの言葉。
仕事や家事その他、一切の煩わしさから離れて…静かな山の中の工房に引き込もって制作に没頭したいとの事。
一人…黙々とデザインを考え、試作を重ねてモノ作りをする時間。

誠に同感。
毎度の事ながらこのストレスは何?
考えが浮かんでも作る時間が無い。
〆切は迫るのに…量は増える一方なのに!
日常生活をこなしながら頭の中にある何かを形にするってホントに大変。
やっとの休日は当然の事ながら限られた制作時間。

哲爺は世の中の亭主から比べればかなり我慢強い方だとは思う。
空腹でも限界まで耐えてくれるし掃除や洗濯位は分担してくれる。
あ~でもね…[そろそろご飯にしようか…]
恐怖の一声なのだ。試行錯誤の段階で中断は…。
でも我慢してる爺さんは放って置けないし。

山にこもりたい。
全てが完成したら晴れやかに下界に降りて日常生活を送るから…。

昨夜は多摩センターの極楽湯に浸かって気分リフレッシュだった。
スッピンで誰にも会いません様にと祈りながら電車に乗った。

爆睡した。


哲爺と自分のお弁当を作って、彼を送り出し…また気絶してしまう。
何だろう…恐ろしくダルい。
恵比寿に辿り着けるのだろうか…。

バッグの中

私の通勤バッグはかなり重い。
肩にズシッとくい込む様な重さだ。歩くだけで動悸息切れする。
マイ弁当とお茶。それに工具一式と化粧ポーチに歯磨きセット、いつでもスケッチノートも分厚い。それにサンプル作品など…。
ちなみに財布は非常に軽い。
今日はそれらに加えて何と温泉セットを忍ばせた。

2日振りのシャバ…ってな位に家の中で机にかじりついて引き込もっていた。
デザインも試行錯誤で脳味噌パンパン。
肩もクビもゴチゴチ…
自由になれないストレスはMAXだ。


[多摩センターに温泉があるの]と割引き券をプレゼントして下さったのはMさん。
哲爺には言いそびれたまんま、温泉に立ち寄る計画を企てて更に色々な物をバッグに忍ばせて家を出た。


多摩センターはヤバイ。
朝からまたまた物欲の塊になってしまい…温泉のお金だけは確保せねば…。

なぜこうも際限なく石が欲しくなるのだろう。


その石を手に取る時は(あの石と組み合わせて…こんなイメージ…)と妄想の世界に居る。

その石は今、買わないと二度と同じ物には出会えないと分かるから何が何でも欲しくなる。
実際、天然石ゆえに何度も自分自身が経験し、お客様が残念がる姿を間近に見て来た。


今でも心の奥底から未練タラタラの石がある。

入社して半年位経った頃に自由が丘店にヘルプに行った時に見てしまった石。
硝子ケースの中に飾ってあったモルガナイトだったかクンツァイトの角ナゲット。
それはラベンダーがかかった様な淡い桃色で何とも言えない微妙な色あいだった。
お値段は6万円代。

ひゃあ~無理!無理!

その石は強い引力で私を何度も硝子ケースに引き寄せた。
お客様がいなくなるとまた顔をつけて眺めていた。
[綺麗…]
夢の中をフワフワと散歩する様な気持ちになる。


その石が間もなく売れた事を知り、心にポカンと穴があいた感覚に陥った。
眺めているだけで幸せだったのならどんな無理をしてでも買うべきだった。

あれから何年も経つのに幻想の様にあの石が浮かぶ。
浮かぶ…と言うか…心と頭の神経が結ぶ回路のスクリーンに映ったまま。

哲爺は無欲な人なのに、なぜ自分はこうも欲の塊なんだろう。
いっぱい働いてるんだから (いっぱい稼いでいるのではありません。そこの所、重要!)
晩酌だけは大好きなワインが欠かせないとほざいてガーデンプレイスのワインマーケットで月に一度は大人買い。
自分で作るごはんも、オカズは色々欲しい。
2年に一度でいいから旅行も行きたい。
たまには洋服だって・・・・・

見ればすぐに石も欲しくなるし、パーツだって色々欲しい。

絶対に、無欲にはなれないなあ…。

フリーレッスン

フリーレッスン中に注目される作品がある。
この石からどんなアクセサリーになるのだろう・・・と皆が興味津々。

写真だけは撮らせて頂くのになかなかアップ出来なくてごめんなさい。
先日はモウロウと画素数を縮小していましたが・・・一瞬の睡魔が画像をどこかに・・・・

お待たせ致しました。


中野さんの作品です。

中野さん1


夕方だったので本当の色彩ではないのが残念。
ピンクサファイヤ(ルビー)を使ったネックレスです。組み合わせたのは翡翠と金色系のパール。
くるくるコイルはガンメタ色のワイヤーです。

中野さん3

中野さん2




こちらは翡翠とスモーキークォーツ
画像では分かりづらいけど形にもかなり凝っていてスモーキークォーツはペンタゴンです。
お店ではほとんど見かけません。中野さんもペンタゴンには惚れこんでいらっしゃいます。

中野さん1


中野さん2


中野さん3

ライトスモーキークォーツのフリンジがキラキラ輝いています。
シルバーのパーツ使いがとても上手ですね。






白壁さんの新作はマーキスを使ったお花シリーズ。

白壁さん1



白壁さん2


白壁さん3

お花が流れるようなリズムと配置は素晴らしい!
恵比寿のトルミちゃんは秋になっても夏モードですが、御本人が黒い装いにこのネックレスを合わせて
お揃いのブローチをジャケットに重ね付けしていたのがとても素敵でした。

そしてリングも・・・・・

指輪


更なる新作はシトリンとボツワナアゲートのマーキスのお花シリーズ。
楽しみです。



最後は最近、恵比寿のスクールに通われるようになったNさん。
南洋真珠を何かにしたい・・・・・が希望でした。
そこでこんな作品に・・・・


Nさん1


Nさんには南洋珠の配色(配置)、そして無穴ですから穴開けのための「印付け」から体験して頂きました。
「デザインとは実は算数なのよ・・・」と電卓を打ちながら慎重に長さの配分を考えてもらいなるべく御自身で作業してもらいました。
シルバーのチューブビーズとキラキラのミラーカットビーズを組み合わせて計算です。
チューブビーズは長さが均一で微調整が利かないので御本人の希望長さに合わせて後ろにカットビーズを持って来ました。

Nさん2

満足の仕上がりで私も嬉しかったです。

紆余曲折

来年の春夏の恵比寿のスクールには[コレだ!!]と言う作品があった。

それはソーダライトや今回の緑色のカイヤナイトと並ぶ[今期イチオシ]モノ。

ただ…その石は弊社で扱った事がない。
[本物]と言う意味の店名通り、本物であり安全でないとこの会社では商品として扱わない。
石の専門鑑別所に出して成分や練り物じゃないか等々を石を潰して検査する。

一ヶ所からは[これは天然石]の返事が来て、同時に香港に仕入れに行ってる社長達に仕入れさんが迅速な対応で調達を頼んだ。

やった!!
直接、綺麗な色を選んでもらえる!
恵比寿の店長も[これ絶対にいいわん]と喜ぶ。

数時間後に仕入れさんから[悲しいお知らせです…]と電話が来た。
もう1社の鑑定結果が出て…その石は扱えないと決まったのだった。

本物であっても例えば人体に悪影響が出るかも知れない疑わしい成分が、本当に微量混じっていればその石は絶対に扱わない。
それがこの会社の徹底したこだわりだ。
私は綺麗な石を見て[わあ…素敵!]とあれこれ組み合わせてデザインをする人間だったけれど…これらの石をお店に出すまでのこの会社の鑑定や安全性を第1に考える有り方に今更なんだけど尊敬した。

勿論一度は選んでもらったあの憧れの石は現地で返品。
そして私は振り出しに戻った。
仕入れの担当さんは本当はとても忙しい人なのに、それから私の求めた石の代わりになるものは何かを奔走してくれた。

無いものは海外から仕入れる。
それらが揃った所でサンプルの作り直しだ。

いつもな事ながら親身になって援護してくれる本社のダブルMさん達には毎日毎日感謝しながら生きている私です。
(ダブルMさんは仕入れさんと小売り事業部に存在)

今度は会社にはない銀パーツを交渉してゆく為に、パーツさんが動きます。

スクールはこうして多くのスタッフさん達に支えて頂いて成り立っていると…ひしひしと感じます。

母からの贈り物

今日はフリーレッスンでした。
午前午後と、どちらも満席でしたが皆さんそれぞれが色々な作品に取り組んでました。
毎回、渾身の作品が出来上がってゆくんだけど今回は[母から娘へ…]の愛を感じる制作の姿がありました。

嫁ぐ気配を感じた母が娘に贈ろうと決心したのは随分前。
パールネックレスとピアスは冠婚葬祭での必需品、つまり一生の物だと思います。
御相談を受けて、お見立てからお手伝いさせて頂きこの日を迎えました。

オールノットは苦手なの…とおっしゃってた彼女は一粒一粒に思いを込めて針を通しパールを繋いでいった事と思います。

午前午後と頑張って二人の娘さんへの贈り物が完成した後の彼女はしばし放心状態。
お疲れ様でした。

あの時の気持ち…私には良く伝わりました。


私は自分が娘のウェディングジュエリーを完成させた時を重ねて見ていました。
貴方の思いはきっと娘さん達に届くはず。

私が娘に一生もののパールとピアスを贈ったのは結婚して、最初の誕生日でした。(今年なんです)
贈って間もなく…娘が大変お世話になった方の訃報が届き…[こんなに直ぐに使うとは…]と娘も驚きでした。

私は娘に実はこんなメッセージも込めてます。
それは…貴方の大好きなおばあちゃんや父親、私がいなくなってもこのパールはずっと使うのよ…っていう思い。
そして…法要の度に娘は身に着けるだろう…とずっと先の事を見据えて作りました。
貴方を育てた人々はやがて皆、永遠の眠りにつくのです。
母からの贈り物には色々な思いが込められているのです。


杉崎さんの愛がいっぱい詰まったパールのネックレスとピアス(イヤリング)
パール

この大切な作品は、元デパガの横ちゃんがとても美しいラッピングをして杉崎さんにお渡し致しました。

子熊の誕生日

今日は娘の娘[子熊]の誕生日です。


ケーキ



思えば昨年の今日…めがね留めのレッスン中に何度も着信。
[輪を顔だと思って顎ラインをはさんで下さ~い]なんて行ったり来たりの最中に携帯なんか見ない。


予定日はまだ先だったのに検診に行ったまま緊急帝王切開となり不安で不安で母親に連絡をしてきたのだった。


夕方メールで知った私はすぐにでも病院に飛んで行きたかった。
でも私はまだ[はい、バンザイした手を左に倒して~]とめがね留めをやっていた。
赤ちゃんの心音が弱っているとメールには書いてあった。

心ここにあらずでは真剣に教えられないのでとにかく気持ちを切り替えて集中させたのを覚えている。


あれから一年…

子熊は歩いている。
私からのプレゼントは[初めての靴]です。


靴

浅草橋

社長に交渉した結果、春夏スクールが前倒しでスタート出来る事になりました。

デパートの中のショップと言う環境で2月と8月を休むなんて…と言う深~い事情もあるけど…何よりも一番は、楽しみにして下さる皆さんに応えたいという思い。

そして…私は自分で自分の首を絞めた。
本社からの他の依頼作品と2店舗のデザインがほぼ同時期に提出と決まったのだ…


毎度の事ながら寝ても覚めても通勤中もず~っとデザインを考えている。思い詰めて煮詰まって脳みそがパンパンに発酵した感じ。

これで人相が変わるのだ。誰に会っても[疲れてる?]と必ず聞かれてしまう。

今日は不足しているパーツを買いに浅草橋に出た。

[どひゃあ…貴和が銀座店になってる!]
完全なるおのぼりさん状態。
地下でお客様のTさんにバッタリ。
[あらあ…疲れてる?]

ガラスに映った顔は台風の日のヤマンバだった…。
クマが酷い。でもクマだと思いこんでたらタルミだったりするんだな。実は…

聞けば貴和はかなり前に改装したらしい。


多摩のピアス台を買いに足を伸ばしたら通り過ぎ様に[○○さん!]と呼ばれる。振り返ったら下島優子先生だった。
とっさにピン!と来ない私は[うおーっ]と奇声を発しただけできちんと挨拶が出来なかった。
情けない。
しかし私なんて下島先生にとって正に通りすがりの人間なのに、彼女の凄いのは名前を覚えている事。
偉大なる人とはこうなのだろう。


ショボショボ歩いている場合じゃないぞ…と反省しながら恵比寿に戻りました。

台風一過

昨日は渋谷までは行けたのにJR山手線が完全にストップ。
これには参りました。

スクールに御予約をして下さった方々が例え来れなくなっても、私はお迎えする側です。
開店時間には何としても間に合わせたい。
強風でヤマンバの頭になりながらひたすら恵比寿を目指して歩きました。


キャンセルだったのに急遽いらして下さったNさん。嬉しくて涙が出そうでした。

午後は全員参加して頂きありがとうございます。


台風一過
今朝は遠くの山々がはっきり見えます。
(神奈川なんだなあ…)

今日は旭川からいらっしゃるHさんにお会い出来るのをとても楽しみに恵比寿に向かってます。

大型台風

とんでもない風が吹きまくっていた。
ベランダの植木鉢を下ろし、木の枝は紐で縛った。

テラスのサッシにぶつかりそうな物は全て移動。

田園都市線は何とか運行している事を確認して玄関を出る。

マンションの駐輪場から自転車を出してゲートに向かうも突風でドアが押せない。チャリのハンドルを握りつつ万力でドアを押し開けた瞬間!チャリが襲って私はゲート脇の生垣に転落。
コンクリートを越えて倒れたので長靴は摩擦した。
私は泥と枝にまみれてジタバタするが起き上がれず。

こんな1日のスタートは勘弁だ。


何とか走行すると途中の林の銀杏の実が道路一面に散らばってクッサイの何の…今朝は銀杏拾い日和だけどさすがにこの台風で呑気に拾う人は居ない。


駅に着くと恵比寿の販売スタッフ二人からメールが入る。
千葉も埼玉も電車動かす!再開のメドも立たないと…
予想はしたけどまさか自分だけがまともに店に着くとは考えていなかった。
遅刻電車で悪名高き我が路線がまとも運行とは!


レジの入金準備だけは分からない…

朝の掃除も開店までの準備もスクールの支度もするけど…後はわからんぞ~!!!

多摩センタースクール初日

昨日は多摩センター店のスクール初日でした。

スクールテーブル


こちらのスタッフさん達も頑張ってキット作りを仕上げてくれて万全の準備。

新しくて気持ちの良い店内。下ろしたての新品工具。多摩地区の初めてさんのお客様達が緊張しない様にとリラックスアロマを用意した。
灯りのともったアロマフューザーからミストが立ち昇る。

ラベンダーやローズウッド等の香りが微かに香る。

最初はドキドキしてらした初めてさん達は次第にアクセサリー作りに夢中になりお見せしたあらゆる技法のアクセサリーを作りたくなった御様子。
[楽しかったあ!]
[次も予約入れます。]
[先生の居る日にデザインを相談したい!]

何て嬉しいお言葉。
多摩地区の皆さん…ぜひ御一緒に天然石に癒されながら素敵なアクセサリーを作りましょう。

午後のお客様達は全員恵比寿の常連様。
お一人は恵比寿で受講されてからお昼も取らずに飛んで来てくれました。
皆さんに励まされてるようで心強かった。
気持ちが春の桜のように嬉しくなる様なメッセージをくれたSさん。
本当に嬉しい初日でした。

夕方、私が恵比寿でデビューした当時からの生徒さんが娘さんと一緒に御来店。
スクール初日という事で駆けつけてくださった皆様のお気持ちに感謝・感謝の私です。

わたしはだあれ

わたしがなくしたもの
白いペエジの詩集
青い小鳥
思い出という名の押し花
昨日
愛3分の1・・・

びい玉


ぬすまれたもの
やさしさ
愛3分の2・・・
心の窓の鍵
ガラス玉よりきれいな瞳


もやしたものは初恋
あの人の写真
自分自身
青空



わたしは だあれ
光の中でとけこんだ 小さな灰



詩集


ジャジャーン!!!!!!!
この詩こそが封印されていた14歳のポエムじゃけんね。(このポエムって言う響きが悶絶だ)
フォアレディースあなたの詩集7「恋するアリス」(絶版)に掲載されてました。
まさに多感で繊細。
硝子の少女時代が私にもあったようです。



「中国の不思議な役人」

32年振りの再演だった。

再演と言っていいのか・・・・制作した寺山修司も主役の伊丹十三もこの世にはいない。
劇団だった天井桟敷も寺山の死と共に解散した。

多感な少女時代の内側に寺山ワールドが浸透したのは確かだった。
当時、フォアレディースという新書館のシリーズがあって寺山が編集する詩集に投稿したところ、採用されたのが14歳だった。

それから19歳までの間に何度か挿絵付きの物語などで掲載して頂く。
彼の随筆や詩・戯曲は次々読んだし天井桟敷の芝居にものめり込んでいった。



この夏、珪藻土を塗ったり片付けをしていたら押入れの奥底から封印していた箱が出てきた。
すっかり遠のいていた「寺山ワールド」の箱だった。
寺山からの書簡や天井桟敷新聞、チケット等など・・・・・・
思い出に浸っていたら片付かないので慌てて蓋を閉めたのに翌月になって乗り換えの渋谷駅に貼られた「中国の不思議な役人」の真っ赤なポスターに目を奪われた。

毎日の乗車でどうしても見てしまう。

操られる様にチケットを買っていた。



PARCO劇場に行くのもまさに32年振りだった。
10代の終わりはPARCO全盛期時代で本当によく遊びに行ってた。(バイトまでPARCOだった程。)
あの頃はマサコからパルコに改名したいとさえ思った。
PARCO通りと呼ばれた坂道の左側にはトレビの泉が作られて恋人達のスポットになっていた事を不意に思い出す。私はお気楽人生だったので和製トレビの泉に沈む硬貨を数えていたっけ。



さて「中国の不思議な役人」ですが今回は伊丹十三に代わって演じるのは平幹二郎です。
全体的な雰囲気は寺山ワールド風だったけどあくまでもチック(風)に過ぎず別物だなと・・・・。

何と言っても終演後に役者が挨拶するスタイルは天井桟敷には無かった。
どんな芝居もJAシーザーの音楽が延々流れるほの暗い舞台から役者達は残像のように静かに一人、二人と消えて行った。

そして誰も居なくなった舞台を後方からジッと見つめるサンダル履きの男こそ寺山修司であった。














スクール講師

ソーダライトのラリエット1

モノ作りが好きで好きで本社加工部に採用して頂いた。
(実は7年以上も前に一度応募するも面接に至らず・・・・。40代後半で念願の採用でした。感謝・・・)

毎日お客様からの御注文のアクセサリーを作り、時には各店舗に置く携帯ストラップをデザインしたり作ったり…。
兄貴分だった先輩に[いいじゃない。]と誉められた時はしみじみと嬉しかった…

ある日、席の横を足早に通過しながら社長が[今度、恵比寿にOPENするかから貴方もスクール手伝ってね!]
この良くある社長の一言は交通事故みたいなものだと後に思った。
モノ作りが好き…と、人様に教える事は別だと思っている。
初めは誰かの元で助手をするとか講師の基本を学ぶとか…何も無い。
テキストの作り方も分からない。
右も左もわからない心細い講師誕生だった。
最初のスクールは糸加工とオールノットのみ。

必死だった…。

お客様は天然石屋のジュエリースクールに何を求め、期待しているのかを手探りでリサーチを始める。
[天然石のお店が開催するスクールなんだからもっともっと珍しい石でアクセサリーが作りたい]

[スクール限定の石でレッスン出来ると言う付加価値を考えて欲しい]

[5800円にこだわらなくていい。良いデザインならば人は受けたいと思うから]
ひとつ、ひとつの言葉を拾い集めて、改革を試みて来た。
全ては社長の理解を求め、承諾を得ると言う作業から始まる。

グリフィン糸を全店に導入する為には自腹で全色買って、デザインを起こしてサンプルを握りしめて社長に交渉もした。OKが出ると催事に出す製品を次から次と制作して自分で売り場に立って販売したり手応えを確認する。
皆さん、グリフィン糸に関心があると感じていよいよ初めての秋冬スクールに2点を入れた。

新しい事を取り入れて行く事は時に疎まれたり妬まれたりで泣きたくなる事もある。
作品にはどうしても不可欠だった[禁断のクリスタライズ]も…。
周りからはそれだけは無理!と言われても「やれる所までやってみる!」と働きかけてきた。

でも決して自分だけの努力や感性だけではスクールは成り立たない。

お店を担当して下さるスタッフのMさん。 痒い所に手が届くかのように本社であらゆる面倒を見てくれています。
いつも無理難題を受けて仕入れをして下さる[仕入れ部の皆さん] せっかく仕入れても「色が微妙に違う」と取り替える事も多くて・・・・いつも本当に申し訳ないです。
[パーツ部の皆さん] 特にSさんは私が勝手に担当にしてしまいアレコレお世話してくれてます。
広告を作ってくれるkさんは痩せ細りながらもいつも頑張ってくれて・・・・・。


そして…恵比寿店のスタッフ全員。
時々私は泣く事があった。ここには書けない様な色々な辛さがあったから…。


励ましたり、全力で手伝ってくれるスタッフが居たから続けてこれたと思う。
それから本社加工部で私を育ててくださったのはY先生。
この春・・・・どん底に陥った時には家にまで電話をくれて励ましてくれました。
一番、私の泣き顔を見ている方。

そして最も感謝しているのは恵比寿のスクールに通って下さるお客様達です。

一人、一人の言葉や気持ちに支えられて何とかここまで歩んで来ました。

100人のお客様全員に満足頂けるレッスンは本当に難しい。
頑張っているつもりでも…至らない部分は多くて…。
今日、改めて色々と振り返ったのは「分岐点を感じる日」だったからです。
何度かくじけたり、悲しくてすっかり参ったり・・・・を繰り返して来ました。
この「分岐点的な気持ち」は自分の中での一つの区切りに過ぎません。
漠然と感じていた何かが最近、はっきりとわかったきたので今後はそこを大切にして行こうと思っています。


それは・・・・・デザインに追われてただただそれを教えるのでは無いって事。

お客様の一人一人が皆さん様々な事情やお仕事を抱えていらして・・・・何を求めてここに来て下さっているのか・・・・・少しづつ分かってきました。

この8月から恵比寿では6人を満席としたのもその為です。
少人数でゆったりと・・・天然石と向き合って下さい。
そのアクセサリーとどんなお洋服と組み合わせるか想像してワクワクして下さい。

大人になったからこそ!今まで出来なかった事を楽しんでもらえたら・・・・・
そう願いながら私は次のデザインをしています。



多摩センター

10月になりました。
いよいよ来週から多摩センター店のスクールが始まります。
今回は「多摩センターってどんな所?」という皆様にナビしたいと思います。



駅
小田急と京王がアクセスしています。


メインストリート
ここは駅の改札を出てすぐのメインストリート。
左にイトーヨーカドー、右にメタリックピンク系の建物が見えます。ここが三越と大塚家具が一緒のビル。

入り口にはスタバもあります。
スタバ

三越は1階と2階でジェニュインは1階の奥にOPENしました。
ポスター



全景


通路側の棚にはドリームパックなどなど・・・・
通路


木製キャビネット
ショーケース


ジュエリースクールはこちらで・・・
店内


木製のテーブルです。
スクールテーブル


窓辺のジオードやクラスターコーナー。
木製の棚にはジオード色のアクセントが・・・・・。
ジオード



店内2


いいわ・・・・この感じ・・・・。
シャンデリア



木製のレジカウンターにはちょこっとバッグなどを置く気配りが・・・・。
カウンター



店内1



表から撮りましたが白いワードロープはスクールにお越しの皆様のコート類や手荷物を置くスペースなのです。(パイプハンガーじゃないのよ。素敵!)
ワードロープ2


裏通りからみたお店(おお!ジュエリースクールの看板まで!!)
表から


・・・・とまあ!!素晴らしいお店です。
是非!お立ち寄り下さいませ。




- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
09 11
プロフィール

mako

Author:mako
その昔、木馬館というCafeをやっていました。

天然石ビーズのお店でジュエリースクール講師を務めてからその後独立。日夜「大人の女性の為のアクセサリー作り」を考えて暮らしてます。
家族は宇宙人の哲爺。

「ねむの木のテラスから」こちらはアクセサリー発信のお教室ブログです。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。