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11月の記憶

田園都市線のホームには木漏れ日が差し込んでいた。
黄色く色付いた銀杏の木がザワザワと揺れる。


駅の時計は午前11時を回ろうとしていた。その時にふと思った事…
誰かを愛しいと胸に秘めていた私の一瞬の願いだった。

いつの日か、その人と11月の銀杏並木を歩けたら…。叶わぬ夢だけど……隣に寄り添う事が出来たら…。その代わり、宝くじは一生当たらなくても良いです。


あの日の何でもないホームの情景は忘れられない。


時間の歪みというものがあってもう一人の自分はあのまま我慢に我慢を重ねて虚しく生きているのかも知れない。……あるいは魔法でもかけてしまったのか…
マハリクマハリタヤンバラヤン…
それからは運命の歯車みたいなものが廻り出し、偶然がいくつも、いくつも重なっていった。


今、自分は寄り添いたいと願った人と残りの人生を歩んでいる。
あれから11月は何度も何度も巡っていったけれど…やっぱり宝くじは当たらない。
そうか…。
くじ運と引き換えに得たものがあの爺さんだったのか…。
しまった…。
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母が作る野菜

昨夜も山形から宅配便が届く。
山形に移住した母が唯一、生き甲斐にしている家庭菜園。
初めてチャレンジしたと言うカブは見事だった。
コンモリ育ったブロッコリーに大根。
カブと大根の元気な葉も包んでくれていた。
妹の果物園の商品に出来ない果実で母はジャムを作る。
腰が痛くて…と言いながらも母は1日中、台所に立ち妹家族の食卓をも支えている。
元気で暮らしていてくれる事が何よりだ。

昨日も訃報が入った。
木馬館時代の[高校生軍団](現在はオヤジ軍団だけど)の母親が亡くなった。
ここ数年、彼等の親の訃報が相次ぎ、切ない気持ちで木馬館のあった目黒に行く。

自分の両親が健康で誰にも心配をかけず、むしろ家庭を持つ子供達に気を配り野菜を作っては届けてくれる日々に心から感謝する。

親が元気でいてくれるから安心してこうして仕事にも没頭出来る訳で…

母の作る野菜は葉っぱ一枚無駄にする事のないように私は料理する。
もしかしたらこんなに極度の疲労でも何とか持ち堪えてるのは、母の愛情と野菜のおかげかもしれない。

空とアスファルト

秋なんだなあ…と青く高くなった空を見上げる。


机の手元ばかりの作業で首の骨が固まってしまった様な気分。

そうだ!
空を見ながら歩こう!

駅に近づいて嫌なモノを見つけてしまう。
酔っ払いの嘔吐。
ゲロソムリエになれる位、残骸の中身が分かる。


やはりアスファルトを見ながら歩かないと危ない。危ない。

先日も多摩センターのビルの間を歩いていて…切り抜かれた様な青空に秋を感じていたら黒ゴキブリが潰れていた。
危うく踏む所だった。
世の中で何が怖いってゴキブリなのだ。

あれは小学4年だった…

学芸大学駅の八百屋の横で買い物の母を待っていた。ふ…と足元を見た瞬間、声も出ない程凍りつく。
黒ゴキブリの死骸の山の中に立っていたのだ。

アレがトラウマだ。

開け放していた窓から飛んで来て顔にぶつかったり、素足で靴を履いたら中で…中で…あ~思い出しても気絶しそうになる。


世界一嫌いな害虫を私は長い事、見ていなかっただけにビルの間のアスファルトは要注意だと知った。

子供の頃…新品のサンダルが嬉しくて何度も足を上げては喜んでいた。
サンダルを履いて雨上がりのアスファルトを走った。
ツルンと滑って電柱にぶつかる。

犬のウンチを踏んでいた。お気に入りの…新品のサンダルのフチからウンチが盛り上がって…爪先から指まで…

あ~。
アスファルトの思い出は悲しい…

今日この頃

いまだかつて無い作品数のサンプル作りを制作中。


これまでは恵比寿店のスクール準備だけでもいっぱいいっぱいだった…。


現在、4月に出版予定の雑誌掲載予定の作品数点と恵比寿と多摩センターの春夏スクール作品の追い込み中。

長い事、自分の休みは取っていない。


自分はひとつ、ひとつに妥協が出来ない性格ゆえに…どんな小さなモノでも何度も作り直したりああでもない、こうでもないと試行錯誤の繰り返し。

それらは、あくまでも[自分が身につけたいアクセサリー]

けれど…地域性も考慮しないといけない事も加算されて来た。

先日は[私、工具は使いたく無いんです!]と言う生徒さんが登場。

え…だった。


ただデザインすれば良いのでは無い。
誰もが初めは楽しく簡単に…からだ。

★ひとつかふたつで選択されてしまう。

めがね留めさえ乗り越えられれば世界は広がるのに。
[私には無理]
[頑張ってみます]
ここで道は分かれる。

一人でも多くの方に天然石のビーズで素敵な作品を作って頂きたい…


雑誌は大方片付き、両店舗の春夏作品も9割方、固まった。


自分の生活が取り戻せたらやりたい事…
TSUTAYAで[24]のシーズン7を借りて哲と観る。
中華街の山東に行き水餃子を食べる。
それより何より可愛い子熊の優海に会いたい。

ベランダの植物の入れ替え。
年賀状の準備。

当たり前の自分の生活をただ…普通に送りたい。

そして安心して眠りたい…

そんな今日この頃です。
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プロフィール

mako

Author:mako
その昔、木馬館というCafeをやっていました。

天然石ビーズのお店でジュエリースクール講師を務めてからその後独立。日夜「大人の女性の為のアクセサリー作り」を考えて暮らしてます。
家族は宇宙人の哲爺。

「ねむの木のテラスから」こちらはアクセサリー発信のお教室ブログです。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。

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