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哲爺語録

新番組「サマーレスキュー」の紹介を見ていた。

向井理演じる心臓外科医が夏の間だけ開かれる山の診療所に赴任する。


登山客を守る為、標高2000mを超える厳しい山中に建てられた診療所を舞台にしたヒューマンドラマらしい。
冬山で2人の同級生を亡くした私には夏の山の危険も想像出来る。

ドラマは医療品が満足に揃わない状況で奮闘する若い外科医のお話なのだろう。
一緒に見ていた哲爺が言った。
「病院やっていけるのかね。わざわざあんな山の中の病院まで普通行かないでしょ。ヘラヘラ…」

当たり前だ!
誰がケガして街中から登山して山の上の診療所に行くか!
意味がわからない!

実際、意味がわからないだらけの会話をキャッチするのが日々、大変なのだ。

先日は帰宅するはずの時間に「仕事で急に横浜○○デパートに行くから電車に乗った」とメールが来た。

そっかあ…遅くなるんだ……と思って仕事してたら、すぐに帰ってきた。

どうやら急に横浜に行った話は昼間の出来事であり、そのデパートからの帰りのメールだったのだ。

過去も現在進行形もなく時空を飛び、人の話は全くわからない宇宙人爺さんなのだと思う。
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院長よりも100円市

ワケあって怒涛の日々を送っていた。
ずっとリハビリどころでは無かった。

昨日の日暮里繊維街がトドメだったのか、朝ベッドの中でこれはヤバイと腰を押さえていた。
何とか哲爺のお弁当を作ってからカレンダーを見る。

木曜日だ。
院長は居ない。

貴重な時間を費やして行くのだから院長(注射)を取るか、リハビリ&木曜日の100円市を取るか頭を抱えながら私の手は既に買い物袋を探していた。

マチのある深い布製バッグ。これならいかにもスーパー帰りのオバサンにはならないはずだ。


こうしてまた電車を乗り継ぎ南武線のk駅へ…

リハビリ治療は診察待ちと違って案外早く終わる。

さて本日の買い出しは……表に山積みの野菜からキャベツに大根、カボチャに人参、キノコ類にトマト、お弁当はカラフルが大事と3色のパプリカ。
店内に入るとアレもコレもとまた目が血走る。

お会計の時に(オッホッホこんなに買ってたったソレだけ?)と1人ほくそ笑んだ。

そして…持参した袋に詰めながらギョッとした。
入りきらない!!!
しかも、お、お、重い!

腰の治療に行ってバカな買い方をした。
キャベツに大根だけでも重いのにアレもコレもと意地汚く欲を張ったツケだ。



我が家までは…………
遠くて痛い道のりだ。

日暮里繊維街

日暮里繊維街に行って来ました。
 
初めて行く街には、いつもワクワクします。
 
……がここは違った意味で面白い街。
 
左の衣装は一見、昔の中森明菜風だけどメイド風にアレンジ、ハデハデダンス衣装に激安服に布やブレード、ボタンに革屋さん。
 
信じられない程レトロな洋食屋もあったけどお客様が1人も居ない様子とテレビがついてたので…たじろいで結局は入れなかった。
 
 

タッセルも色々あったしエキゾチックなブレード類も多彩。

私はボタンを売る程仕入れて来ました。
今度はボタン蕎麦です。
ボタン鍋じゃないわよ。

しだれ桜

5月に山形に行った時に眺めた枝垂れ桜です。
額縁の中の絵画の様に美しい場所でした。


しだれ桜2


なぜ今頃、桜?

山形での短い家族の時間をここに残したくて沢山の画像を保管してました。
何だかとても忙しくて…
別の画像を探していたらこの枝垂れ桜がとても美しくて…気持ちが穏やかに。
時を遡りましたが載せてみました。

リハビリ日記

今日も南武線に乗ってK整形外科医院に行った。
いつもの様に長々と待合室に居ると新たなる発見がある。

2つあるトイレがまず空く事が無い。
ひっきりなしに誰かが入る。
ここは私が足を踏み入れたアッチの世界だ。
つまりアッチはコッチ。
ああ…年を取るとはオシッコがえらく近くなるんだとここに来てわかった。

自分が今度こそ…と腰を浮かしても次々とお婆とお爺が入ってゆく。
(あの人、さっきも行ったばかり…)


今日は二週間振りにイケメン院長に診察してもらい、またまたお尻に注射をしてもらった。
的確な処置にやっぱりすごいぞ!イケメン!と感心した。
注射する位置を瞬時に判断する。前の病院の医師とは明らかに違う。
前回も午前から待ち、ようやく診察室に呼ばれたのが一時半を回っていた。
その日はイケメン院長の俳優の笑顔は見られなかった。
明け方に強烈に腰が痛み出してドアノブに背中と腰を押し付けたまま一睡もしてないと言っていた。
実は腰椎のスペシャリストはひどい腰痛持ちだったのだ。

本日より、リハビリ室では、これまでとは違う治療を受ける事に。

事故の後に痛み出した右手の小指ラインは本当に首から来ているのだと実感した。
イケメン院長がMRIの画像を指しながら「首!首なんだよ」といくら説明しても勝手に「手首!の捻挫!」と一人で思い込んで来た。

今日の電気治療は首、肩、小指ラインにビリビリ響いた。
人間の身体ってドシロウトが「ココ!絶対にココだってば!」
と思い込んでいても実はそれは末端であり、大元があるのだと身を持って理解した。

腰の治療を受ける寝台に上がる時はタオルを持参すると決めている。

うつ伏せになったお婆やお爺が電気治療中によだれを垂らすのか、私はあの枕に顔をうずめる気にはなれない。
恍惚の人にはまだなりたくないと思っている。

痛いカーペット

夏のカーペットを探していた。
港北ニュータウンの家具店で竹素材の素足に気持ち良さそうなモノを見つける。
我が家の食卓は、後数百年は持ちそうなインドネシアのどっしりした木製の座卓。
その重みに竹素材は耐えきれないだろう。
その前に猫が爪とぎにするのは間違いない。
何と言っても値段も高い。

その日はあきらめて、翌週、初のIKEAに探しに出掛けた。

老夫婦にとってのIKEAはおのぼりさん状態。
入ったはいいけど放心状態だった。
何をどう見て探せば良いのかわからない。
若いファミリー達は慣れた様子で巨大カートを押して山の様に商品を積み上げる。

「20代、独身OLの部屋」
「30代の三人家族」
といったように住む人を想定した「部屋」が各ブースごとにセットのように並んでいる。

なるほどね。
イメージがそのままの形でディスプレイされてるので仮想の住まいを見て購買意欲をかきたてる。
しかも安い。

自分達が欲しいのはカーペットだ。
その売り場に行くには、いくつもの「仮想部屋」を通り、時にはくぐり抜け、キッチンコーナーもお風呂周りのコーナーも通過して反対側のエスカレーターから降りないとたどり着けない構造となっていた。

これは余計なモノを買わせるIKEAの戦略なのだと思った。

こうして初めに戸惑った入り口の真裏に当たるカーペットの売り場にようやくやって来た。

欲しいイメージのカーペットが意外に少ない。
あってもサイズが無い…と思いきや、巨大倉庫にカートを押して自分達で探しにいくシステムだった。

私達が選んだのは壁面にディスプレイされていた夏っぽいザラリと編んだ雰囲気のカーペットだった。

しかも壁面の前には他のカーペットが積まれていて丹念に感触を実感出来なかった。
老夫婦は入り口から回廊、そしてまた一階と降りて巨大倉庫まで来るのに、ヘトヘトとなり思考能力は無かった。

「あった。これだ。」
長いグルグル巻きのざっくりした風合いのカーペットをカートに積んでレジに並んだ。



帰宅するなり重い座卓を移動して哲爺がカーペットを敷いた。

「わあ!部屋の雰囲気にピッタリ!安かったし良かったねえ!」
とおもむろにに座る。

「い!痛いっ!」

ざっくりとした風合いの一本一本がトゲのように痛いのだ。
どう座ってもお尻もかかとも痛い。

とげ注意
(この注意書きとカーペットは関係ありません)

「哲は気持ちいいよ」
「はあ?!爺さんだから皮膚の感覚ないんじゃない?」
買ったばかりだから痛いのかも知れない。
使い込めばきっと本当に気持ちのいいカーペットになるかも知れない。



…と自分に言い聞かせて約1ヶ月経つ。

今も我が家のカーペットは大きな玄関マットのように肌に痛い。


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プロフィール

mako

Author:mako
その昔、木馬館というCafeをやっていました。

天然石ビーズのお店でジュエリースクール講師を務めてからその後独立。日夜「大人の女性の為のアクセサリー作り」を考えて暮らしてます。
家族は宇宙人の哲爺。

「ねむの木のテラスから」こちらはアクセサリー発信のお教室ブログです。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。

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