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最南端の島へ その1

有人としては最南端の島という波照間島


数年前に初めて離島の本を手にした時に行ってみたいと思った。
最果てとか、これ以上ない端っこに思いが傾く。
何も無いその島には南十字星が見えるらしい。

ある料理家の日常を綴った本を読んだ時にも波照間島が出てきた。
パナヌファという食堂が登場してそこの料理やニシハマに触れていた。

ニシハマとは沖縄の離島の中でも屈指の美しい海岸と言われている。
「クリームソーダ色の海」と表現される波照間島の海を一生に一度でいいから見たいと…ずっと憧れてきた。


石垣島から高速船で一時間。これは覚悟の距離だ。


夜逃げするように家を出て早朝のJALに乗る。
羽田では梅雨空だったけどその上空は輝く雲と青空!光の世界を飛ぶ感覚に思わず「うわあ!」と歓喜の声を出す私。


こうして朝の九時半には石垣島に到着。
なんだ…やれば出来るじゃん!逃避行!
いつもなら田園都市線に揺られてる時間帯だ。



それからターミナルと呼ばれる高速船乗り場に移動。
ここでも哲爺の昭和語録が出た。
ターミナルという言葉が出なくてバスの運転手に「船着き場」まで行くかと聞いている。しかも声がデカイ!
そうこうしてターミナルに到着して船のチケットを買う段階で固まった。
波照間島行きは欠航と書いてある。
晴天で穏やかに見える海。しかし高波で船は出せないと言う。

1日にたった3便の船なのにこの日、一便目がダメで悶々としながらターミナルの食堂で昼食をとる。





2便目は出航の一時間前にならないと決定しないと聞き気分が萎えた。

参った…。



取りあえず公設市場に行って早々にお土産を選んで送る手配をする。




2便目も欠航だった。
最終便はあてにはならない。



波照間島の宿泊先にキャンセルの電話を入れる。

クリームソーダ色の海も南十字星もはかなく消えかけていた。


今夜はどこに泊まるか…
色々調べるも納得がゆかない。
浜辺で野宿か……
今度はハブに噛まれて入院かも知れない。


荷物を下ろしたまま途方に暮れていた。
八重山諸島で唯一知っているのは竹富島。
二日後から連泊する予定のヴィラたけとみに、すがる事にした。

この日は竹富島で一大イベントがある為に小さな島は満杯らしい。
それでも何とか一室を急遽用意してくれる事に。
予約センターから優しいお言葉の電話を頂き感謝で胸がいっぱいになる。


急ぎ高速船のチケットを買って竹富島に向かうともうヴィラのスタッフが迎えに来てくれていた。

涙が出そうになる。



3年ぶりのヴィラたけとみの御飯は本当に美味しい。
早めの夕飯を済ませると自転車に乗って夕日の綺麗な西桟橋に行く。

亜熱帯の夕暮れはかなり遅く日没後も黄昏と日の名残りが混沌とした時間帯が続く。
その色合いが何とも言えない。

夜8時を回っても曖昧な青色が明るい。
ジャングルの中に居るような鳥や小動物の声がこだます。
曲がりくねった道だけがほのかに白く浮かぶ。


(写真は後日掲載)
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mako

Author:mako
その昔、木馬館というCafeをやっていました。

天然石ビーズのお店でジュエリースクール講師を務めてからその後独立。日夜「大人の女性の為のアクセサリー作り」を考えて暮らしてます。
家族は宇宙人の哲爺。

「ねむの木のテラスから」こちらはアクセサリー発信のお教室ブログです。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。

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